01.12.05:05
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02.28.01:03
指切拳万。
ストーリーには、お約束というものがある。 アクション映画では、ビン、ガラスは人が突っ込む物。 そして、拳銃は敵に当てるより、周りにバラまく物。 推理ものでは、一番怪しい容疑者は犯人ではないし、 戦争もので未来を語ると、今を生きられない。 しかし、このコンテンツが溢れる弱肉強食の時代。 そんな鉄板ばかりでは生きていけない。 いっそ、逆サイドを中心に攻めていかなければ! 例えば、主人公が凡才。 知力・体力・精神力の全てにおいて人に勝るものはなく、 万能な主人公ポジションのキャラが側にいるために、 余計に非力さが目立つ。 …のび太じゃんw しかし、相手は 2112 年発。 オリジナルを主張したら、勝てるんじゃね? 極限脱出ADV 善人シボウデス、クリア~。 プレイ中は、先が気になって、止め時を失って、 睡眠時間は削れるわ、飯は抜くわ…。 寝食を忘れる、って例え話じゃないんだな。 とりあえず、一番スキだったのは、ルナ END。 きっと、プレイした人の 10 人中 9 人は同じ意見。異論は認める。 振り返ってみて、これだけ楽しんだ理由は、 興味をそそられる科学っぽいものが散りばめられてた事。 囚人のジレンマ、シュレディンガーの猫、未知のウィルス「ラジカル 6」…。 そして、回収しきれるのか不安な程に広がり続ける謎の数々。 ゼロの正体、K の正体、ノナリーゲーム開催の目的、爆弾犯は誰か、 殺人犯は誰か、ちゅうか実際――。 各種 END を迎えてみても、これらの謎が解決するどころか、余計に疑問が増えて、 分岐しているはずなのに、最終 END を迎えるまで謎が謎のまま存在するのは見事。 ただ、不満がない訳ではなくて、ラストの終わり方はなんとも。。。 やってみたら分かるけど、スッキリはしないよねー。 途中の盛り上がりはともかく、ラストだけ見たら、 前作「9 時間 9 人 9 の扉」の方が読了後の満足感は高かったし。 というわけで、レビュー結果は… 文句があろうと、面白い。 カマ◯たちの夜なんかほっぽって、こっちを売りにしていこーぜ。 PR
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